茶の儀式での着物スタイル|茶の会にふさわしい着物の選び方と季節ごとのアドバイス

備品

茶の儀式に適した着物のスタイリングについて詳しく解説しています。

内容は以下の通りです。

  • 茶の会や稽古でのシーン別の着物の選び方とそのポイント
  • 着物の効果的なコーディネート方法
  • 季節に応じた着物の選び方
  • 茶の儀式における着物着用のルール

茶の席での着物選びに迷うことはよくありますが、
この記事を読むことで茶の儀式における着物に関する基本的な知識を得ることができるでしょう!

茶の儀式での着物の選び方

茶の儀式ではさまざまな場があります

稽古では、日常の稽古から、改まった集まりまで様々です

改まった集まりとは、一般的には社中が集まり、
日ごろの稽古の成果を披露するような会のことを指します。

これには特別な稽古法が含まれることが多いです。

社中とは、同じ教室に所属する師弟のことを指します。

お茶会では、大規模なものから、
初釜や炉開きのような特別なお祝いの場まであります。

着物の選び方は、これらの場面によって異なります

そこで、各場面に適した着物の選び方をまとめていきます

シーン別着物のTPO

TPO判断のコツ

着物と帯の種類は多岐にわたります。

まず着物を選んでから帯を合わせる方法もありますが、推奨されるのは

まず帯の種類を考え、それに合わせて着物を選ぶ

というアプローチです。

着物を頻繁に着用する方々の中には、この方法を採用する人も多いです。

帯の種類<着物の種類

なので、TPOに合わせて帯を選び、その後に着物を決める方が、
シンプルで効果的です。

稽古時の着物

日常の稽古

普段の稽古では、カジュアルなスタイルで大丈夫です。

帯は名古屋帯や半幅帯が適しています。

着物は、色無地や江戸小紋、飛び柄、総柄などの各種小紋、
紬などが選べます。

特別な稽古の場

特別な稽古の場とは、改まった集まりや成果を披露するための会のことです。

この場合、帯は名古屋帯やおしゃれ袋帯(金糸銀糸がないタイプ)が適しています。

着物は色無地から各種小紋まで、
幅広く選ぶことができます。

教室によっては紬を着用することもありますので、
指導者に相談すると良いでしょう。

お茶会での着物

大規模なお茶会

数十人が参加するような大規模なお茶会では、

茶道関係者以外の参加者も多く、洋服を着用する人もいます。

帯は名古屋帯やしゃれ袋帯が適しており、着物は色無地から各種小紋まで選べます。

特別なお祝いのお茶会

初釜や炉開きのような特別なお祝いのお茶会では、
帯は主に袋帯が基本です。

コーディネートによってはしゃれ袋帯も選べます。

着物は振袖、訪問着、付け下げなどが適しており、
紋のある色無地も着用可能です。

特別なお祝いの席では、
通常のお茶席よりも格式の高いスタイリングが求められます。

初心者向けの着物選びと着回し術

初心者におすすめする着物は色無地(共色・縫い紋付き)です。

茶の儀式の様々な場面に合わせやすく、
一つ紋を入れることでよりフォーマルな雰囲気になります。

共色の縫い紋は目立たず、
カジュアルな場にも適しています。

普段の稽古では名古屋帯、
正式な茶会では袋帯を合わせることで、幅広いシーンに対応できます。

季節に応じた着物の選び方

季節によって、

  • 着物は「袷(あわせ)」
  • 「単衣(ひとえ)」
  • 「夏着物」

に分けられます。

「袷」は裏地付き、「単衣」は裏地なし、
「夏着物」は透ける生地で裏地がないものです。

着用時期は、

  • 袷が10月上旬から5月上旬、
  • 単衣が5月上旬から6月末および9月から10月上旬、
  • 夏着物が7月と8月です。

近年の暑さに応じて、
これらの時期は多少前後することもあります。

季節感ある着物の柄選び

季節の風物詩が描かれた着物はいつでも着用可能ですが、
特定の花が描かれた着物はその季節に合わせて着ることが重要です。

抽象的なデザインのものは季節を問わず着やすいです。

ただし、季節を過ぎた柄の着物は避けるようにしましょう。

例外として、雪輪のような涼しさを感じさせる柄は夏にも適しています。

茶の会での着こなしマナー

茶の会での着こなしでは以下のマナーがあります。

  • 白の無地の足袋と半襟
  • 衿は過度に開けない
  • 帯留めなどの小物は道具を傷つけないものを選ぶ
  • アクセサリーは外す(指輪、時計など)
  • 強い香りの香水は避ける
  • 茶碗に色移りする口紅は控える
  • 髪はまとめ、派手な髪飾りは避ける
  • 爪は短くし、派手な装飾は控える

これらは、装いを飾らずに茶の道具を重んじ、
主役である茶道具を引き立てるためのマナーです。

まとめ

お茶席での着物の選び方についての要点は以下の通りです。

    • 茶の席のシーンによって適した着物が異なる
    • 色無地は帯を変えることで様々な場面に対応でき、非常に便利
    • 茶の会では、白の衿や足袋、道具を傷つけない装飾品を選ぶなど、
      着こなしには一定のマナーが存在する

着物を着てお茶席に参加するのは、初めての方にとっては難しく感じるかもしれませんが、
適切に着装し、帯をきちんと締めると、
凛とした気持ちで清々しい時間を過ごせます。ぜひチャレンジしてみてください!

この記事が、お茶席での着物の選び方を考えている方々の役に立てれば幸いです。

以上が、お茶の会での着物選びに関するまとめです。

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